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■概要 ■動作環境 ■使い方 ■構成例 ■入手方法 他 ■FAQ

[UFOCapurePro]

UFOCaptureProはタイムシフト動体検出録画ソフトです。

■概要

UFOCaptureProはUSBカメラ、IEEE1394(DV)カメラ、ビデオ入力ボードなどからの映像を監視し、

映像の変化があったら、その数秒前からの映像を記録することができます。

従来の監視ソフトのように、動体検出から録画開始までの遅れがないので、

突発現象もその始まりの部分から録画できます。

動きの速い動物やあっという間の流星など、従来難しかったキャプチャが簡単確実にできます。

USBカメラやIEEE1394カメラ以外に、ビデオ入力ボードや外部入力付TVチューナーボードからの映像を扱うことができるため、 用途にあわせて様々な機器を自由に組み合わせることができます。

例えば、

などができます。

記録フォーマットは AVI (320*240〜720*480) と WMV(320*240,640*480)などが選択できます。


●タイムシフト動体検出

UFOCaptureProでは、次の5つの時間パラメータを指定することができます。

時間パラメータは1/30秒または1/15秒のフレーム数で指定します。

項目 説明 指定範囲
Head 動体発見時点以前の記録時間 1/3秒 〜 5秒
Tail 動体終了時点以後の記録時間 1/15秒〜 33秒
Diff 動体検出に使用する画像比較間隔 1/30秒 〜 1/3秒
Wait 実行開始から監視開始までの待機時間 1/15秒〜33秒
Min クリップとして保存する最低動作検出時間 0秒〜33秒


●動画キャプチャ

UFOCapturePro V1.100 は以下のフォーマットで記録することができます。

入力解像度 AVI WMV
320*240 ○(26Mbps) ○(音声付 768Kbps)
640*480 ○(105Mbps) ○(音声付 1.5Mbps)
720*480 ○(119Mbps) ※(音声付 2.0Mbps)
注1) ※ 720*480入力時のWMVは再生解像度は640*480となります。
注2) AVIフォーマットでは音声は記録されません。
注3) 入力デバイスがサポートしていない解像度ではキャプチャできません。
注4) PCの能力が不足する場合、所望のフォーマットで記録できないことがあります。
注5) V1.30より 15fpsモードでも記録が可能になりました。15fpsモードではAVIの場合ビットレートが上記の表の約半分になります。WMVではビットレートは殆ど変化しません。


●DirectXに対応した幅広いキャプチャデバイス

DirectX インタフェースを使用しているため、Windows Media Encorder, Windows Movie Maker, Windows Messengerが動作するビデオ入力デバイスであれば、利用可能である可能性が高いです。 詳しくは動作環境のページを参照してください。

例)、現在、動作確認に使っている機種は以下です。
Logicool Qcam Pro 3000 (USB接続ビデオカメラ)
ELSA EX-VISION 500TV (PCI接続TVチューナ/ビデオ入力ボード)


●主な機能

デバイス選択 システムに接続された複数の入力デバイスから映像、音声各々のデバイスを選択できます。
デバイスプロパティ設定 選択したデバイス固有のプロパティ設定ができます。 例えば映像では明るさ調整やゲインのコントロールができます。
入力切替

複数の映像ソースをもつキャプチャカードの場合、例えば、S端子/コンポジット端子/TV入力の切り替えができます。

テレビチューナーカードの場合にはアンテナ/CATV対応の切り替えとチャネル切り替えができます。

複数のオーディオソースを選択可能なカードの場合、その選択ができます。

ビデオフォーマット選択 解像度(320*240/640*480/720*480)の切り替え

記録コーデック(AVI/WMV)の切り替え

フレームレート NTSC(30fps/15fps)の切り替え/可変スローシャッター対応, PAL,SECAM(25fps/12.5fps)対応

動作モード切替

動体検出毎に別ファイルに格納するマルチファイルモードと、監視の切れ目が全く無いシングルファイルモードが選択できます。

  • マルチファイルモードは編集に便利ですが、各キャプチャの間に1,2秒程度のストリーム切り替え時間が必要です。
  • シングルファイルモードは多発事象を完全に記録することができますが、1回の実行で検出された動画が1つのファイルに連続して格納されます(オフション設定で一定時間おきに区切ることもできます)。
時間パラメータ設定 Head フレーム数、Tailフレーム数、Diffフレーム数、Waitフレーム数の設定が可能です。
監視領域設定 0〜4つの矩形監視領域を自由に設定することができます。監視領域以外の画像の変化は無視されます。
検出感度設定 V1.50より、監視領域内の明るさ変化レベルの閾値と変化が領域サイズの閾値の2つの設定によって、検出対象の明るさと大きさを設定できます。これによって、大きく動くものののみ検出したい、または、小さくても明度変化の大きいものを検出したい等の目的にあった感度設定ができます。(V1.43以前は明度変化の平均値とピーク値での設定でした)

夜空の流星キャプチャのために、恒星の瞬きによる動作を防ぐ用のシンチレーションマスクモード、ノイズトラッキングモードなどを備えています。

スーパーインポーズ設定

録画映像内に、次の5つの項目をスーパーインポーズして記録することができます。

この5つは個別にON/OFF設定できます。

  1. 年月日時分秒 例: 2003 12 31 23 59 59
  2. クリップ番号 Runしてから検出番号
  3. フレーム番号 1つのクリップ内でのフレーム番号
  4. 変化レベル 監視領域内平均値 および 監視領域内最大値 および 設定値を超えてたもののマーク
  5. 監視領域枠 有効な1〜4つの領域を点線で示します。
出力ファイル操作

キャプチャされたファイルは、ダイアログ内のリストに表示されます。このリストに対して以下の操作が実行できます。

  • PLAY --- リスト項目のダブルクリックまたはPLAYボタンにより選択されているファイルを開くことができます。(通常 Windows Media Playerが起動されます)
  • PLAY ALL --- 全リスト項目を連続して再生するプレイリストが作成され、通常 Windows Media Playerによって再生されます。
  • DELETE --- 選択ファイルが削除されます。
  • DELETE ALL --- キャプチャした全ファイルが削除されます。
動作オプション設定
  • 指定ディレクトリ内のクリップの総容量の上限値を設定できます。上限を超えると古いクリップから削除されます。
  • プログラムの起動と同時に監視を開始するAutoRunモードの設定ができます。
  • 毎日、同じ時刻に監視を開始/終了するスケジュールを登録することができます。
  • シングルファイルモードでの記録を一定時間間隔で区切ることができます。
  • 動体検出開始時に警告音を再生したり、記録格納完了時に任意のコマンドを実行することができます。
  • キャプチャ状態のログを出力することができます。

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