■入手方法
2005年9月、UFOCaptureV2の公開に伴い、公開、およびライセンスキーの発行を終了しました。
ベクターにおける UFOCapturePro V1.xx の作品番号は SR034851 です。
■シェアウェア制限
UFOCapturePro は シェアウエアです。
継続使用する場合には ライセンスキーを入手して、レジストレーション操作をして下さい。
V1.xxは最初に起動した日から30日間は試用期間としてレジストレーョン無しで使用していただけます。
この間の機能制限はありません。
試用期間を過ぎるとレジストレーションダイアログ以外は起動できなくなります。
バージョンアップ等により、再度レジストレーション操作が必要になることがあります。ライセンスキーは大切に保管して下さい。ライセンスキーの再発行は致しません。V1.xxはすべて同一のライセンスキーが使用可能です。ライセンスはユーザ様1名に付き1ライセンスを取得して下さい。
個人製作のシェアウェアはモチベーションが重要です。今後の改良のため、なにとぞ、応援よろしくお願いします。
■既知の問題点
・音声のキャプチャは最大0.5秒誤差があり、絵と音がずれたり短かったり長かったりすることがあります。
・フレームレートは毎秒約30フレームを基準としています。これ以外の場合、絵と音がずれたり、絵が不連続になることがあります。このため、USB接続カメラ等でシャッタースピードがオートまたは1/30以外に設定されている場合正常にキャプチャできないことがあります。
・DV(IEEE1394)接続カメラはV1.40より使用可能になりましたが、カメラ以外のIEEE1394キャプチャは製品は未確認です。
・USB接続の外付けTVチューナーボックスもそのまま利用可能と思われますが、未確認です。
・ハードウェアエンコーダはUFOCaptureからは利用しません。ハードウェアエンコーダ内蔵キャプチャ機器でも利用可能なものはありますが、逆に処理負荷が増大することがあります。
・OSまたはキャプチャデバイス付属ソフトウエア等によってキャプチャデバイスの動作条件などを設定した場合、その内容がそのまま有効となるケースがあります。逆にこれを利用して、本ソフトウエアから設定不可能な詳細な設定をできる場合があります。
■技術的補足
・本ソフトウエアはDirectX9 SDKを利用した Direct Show Filter モジュール UFOFilter.ax とアプリケーションプログラムからなっています。
・扱うことができる映像メディア形式は各解像度のI420,YUY2,UYVY,dvsd(V1.40〜),IYUV(V1.43〜),YV12(V1.43〜)フォーマットです。この形式で出力できるキャプチャ機器から入力を行うことができます。RGB24やRGB555などが必須のデバイスを利用するご要望があれば機種名などお知らせください。今後の参考と致します。
・音声フォーマットはキャプチャ機器のフォーマットをそのまま利用しています。通常 44.1 KHzサンプル 16ビット ステレオ形式です。
・AVIキャプチャ時に音声を付加することは技術的には可能だと思われますが、現在のバージョンでは音声無しとしています。720*480などで音声付AVIキャプチャのご要望があればお知らせください。今後の開発の参考とさせて頂きます。
・音声と映像のより完全な同期については技術的には改善の余地があります。しかしながら、処理量の多い複雑なものとなるため、当面これ以上の改善予定はありません。
・お持ちのキャプチャデバイスのDirectXフィルタとしての仕様を調べるためことは、マイクロソフト社から無償ダウンロード可能なDirectX 9 SDK に含まれる GraphEdit ツールが便利です。仮の接続実験やプロパティの調査ができます。
・V1.75以降のUFOCaptureProは外部からの特定のメッセージを受信すると特定のメッセージを返信するメカニズムを持っています。これを利用して外部プログラムでUFOCaptureの状態を確認することができます。UFOCaptureProは外部から "UFO_QUERY"という文字列をRegisterWinodwMessage関数に渡して得られるメッセージを受信すると、正常な動作中であれば直ちに、 "UFO_ANSER"という文字列をRegisterWinodwMessage関数に渡して得られるメッセージをブロードキャストします。返信するメッセージのwParamはその時点のノイズレベル、lParamはその時点クリップ番号です。
■利用条件
以下の条件を了承した上で、使用してください。以下の条件が了承できない場合には使用しないでください。
作者はこのソフトウエアの使用に関わるいかなる責任も負いません。公序良俗に反する使用および不法目的での使用は禁止します。
このソフトウエアはあるがままの状態で提供されるもので、バグその他の問題点が発見されても、それを改善することを保証しません。また、シェアウェア料金の返金、およびその他の賠償には応じません。事前によくその動作を確認した上で、使用目的に十分かつ問題がないと判断した後に必要なライセンスキーを入手してください。
作者の許可のないこのフソトウエアの複製、変更、リバースエンジニアリング、再配布を禁止します。
作者への連絡はSonotaCoホームページに示された電子メールをご利用ください。
■改版履歴 (※はUFOCaptureFreeにも共通の項目です)
2003/4/ V100 新規作成※
2003/5/1 V1.10 (ベータ版のみ公開)
- スーバーインポーズ情報に影をつけ、明るい背景でも見やすくした。※
- STOP時に最終映像を静止画として表示するようにした。これにより映像内容を見ながら監視領域を設定できるようになった。※
- 720*480時に監視領域が設定画面と異なってしまう(縦に9/8倍になる)バグを修正した。
- 720*480時にVIDEOINFOHEADER2を返すドライバでも正常に動くようにした。
- ノイズの多い超高感度カメラ対応のため、検出レベル平均値の表示および設定を従来の10倍から5倍拡大に変更した(V1.10d)。※
2003/5/15 V1.20
- 画素ノイズの大きい超高感度カメラ対応のため、検出に4画素の平均値を使用するノイズリダクションモードを設定可能にした(V1.20b)。
- 夜空における星の瞬きを動体として検出されにくくするシンチレーションリダクションモードを設定可能にした(V1.20c)。
2003/6/20 V1.30
- 15fpsモードを指定可能にした。これによって処理負荷を半減させることができ、より処理能力の低いパソコンでも処理が可能になった。※
- 動体検出アラームの設定を可能にした。検出開始時の警告音発生と記録完了時の外部処理指定が可能になった。
- キャプチャ時に処理が間に合わないケースでも可能な限り処理を継続するようにした。※
- 環境によって異常動作するバグ修正した。※
2003/6/24 V1.31(ベータ版のみ公開)
- Minimum Clip lenの指定を可能にして、指定より短いクリップを自動削除するようにした。
- FrameShiftの設定を絶対時間ではなくフレーム単位に変更した。
- 15fpsモードの時バー表示の更新を秒15回に減らした。※
2003/6/25 V1.35(ベータ版のみ公開)
- ノートパソコン等で処理が間に合わずDirectXモジュールがハングする場合、これを自動再起動するようにした。※
- 保存しないクリップの長さの指定をクリップの全長ではなく、正味の動きフレーム数にし、FrameShiftパラメータの1つとして指定するようにした。
2003/6/28 V1.36
- FPS指定に可変スローシャッターカメラ対応のVariable設定を可能にし、通常は固定フレームで動作するようにした。※
- 固定フレームモードは処理能力の低いパソコンでより安定して動作します。※
- スライダーでの監視レベル設定値を数値で表示するようにした。
- コーデック指定を独立したコンボボックスに変更した。
- DELETE ALL ボタンを追加した。
2003/7/5 V1.40
- IEEE1394接続カメラをサポートしました。※
- 録画開始時の処理負荷低減のため、必要なDLLを起動時に一括ロードするようにしました。※
2003/7/12 V1.41 (UFOCaptureFree ベータ版のみ公開)
- IEEE1394カメラ接続時STOP時の静止画画面の右側が切れて表示されるバグを修正した。※
2003/7/29 V1.42
- ノバック PRIME TV7133 をサポートした。※
- 監視スケジュール設定、シングルファイルモード時の監視区切りインターバル設定機能を追加した。
2003/8/11 V1.43(ベータ版のみ公開)
- キャプチャクリップの総容量を指定可能にし、指定値を超えた場合、古いクリップから削除する機能を追加した。
- メディアサブタイプ YV12,IYUVに追加対応した。※
- クリップのファイル名内の時刻部分を常に6桁になるようにした。
- Auto Restart Interval設定値の上限を48時間59分までに伸ばした。
2003/8/20 V1.50
- 動体検出アルゴリズムをピーク値と平均値の閾値指定から、明度変化レベルと変化領域サイズという2段階検出方式に変更した。※
- 旧バージョンをレジストレーション無しに試用していて、試用期間が過ぎている場合にも新バージョンは10日間試用できるようにした。
2003/9/4 V1.51 (UFOCapturePro ベータ版のみ公開)
- Detect Level を ノイズレベルに比例して自動調整する Noise Level Auto Tracking 機能を追加した。
- ファイルリストの右クリックでメニューが出るようにし、以下の機能を追加した。
- Read Directory(指定ディレクトリの再読み込み機能)
- Open Directory(エクスプローラ起動)
2003/9/9 V1.52 (ベータ版のみ公開)
- Size値の指定方法を従来の面積の平方根指定から画素数のそのものに変更し、スライダーバーで300画素までは1画素単位、それ以上は100画素単位で指定できるようにした。※
- SR(シンチレーションリダクション)モードでの処理を従来の時間平滑方式をやめ、長時間平滑値が明るい画素の検出感度を下げる方式に変更した。
- Size値のスーバーインポーズを5桁にし、閾値を越えたマークが閾値とちょうど等しい時に付加されてなかったバグを修正した。
- Level値のスーパーインポーズで閾値を以上になった時に小さいマークを表示するようにした
2003/9/10 V1.54
- キャプチャクリップの総容量が指定値を超えた場合、監視を中断するStop機能を追加した。
- Noise Level Auto Trackingの計算を四捨五入から切り上げに変更した。
- SRモードのデフォルト値を変更した。
2003/9/17 V1.55 (ベータ版のみ公開)
- SRモードをScintilation Maskモードに変更し、明度比指定、マスク表示機能を追加した。
2003/9/20 V1.56
- Scintilation Mask で、Mask Size を設定可能にし、Mask形状を追加変更した。
- Scintilation Mask における空間平均算出方法を変更した。
- 指定により長時間クリップを自動削除できるようにした。
- スーパーインポーズする日時を設定可能にした。
2003/9/22 V1.60 (ベータ版のみ公開)
- 暗い対象の移動を無視する Sense Bright Obj Only モードを追加した。
- キャプチャログをcsv形式で出力可能とした。
- Noise Tracking Ratio をスピンコントロールで直接設定可能にした。
- スーパーインポーズする日時を設定した場合に格納ファイル名もこれに合わせるようにした。
- 監視領域の位置指定を右上から左下以外の順序で指定すると無効となっていたバグを修正した。※
- RUNコマンド失敗時に詳細エラーコードを表示するようにした。
- Headの最大値を150から148に変更した。
2003/9/23 V1.61
- マスクモード時、V1.60で明度低下方向も感知していたのをV1.56以前と同様感知しないようにした。
- キャプチャログで出力されるファイル名が現在のものではなく、ストリーム切り替え後の次のものになっていたバグを修正した。
- キャプチャログフォーマットでstatusの次にコメント用の空列を挿入した。
- 指定されているディレクトリが存在しなくなっている時、警告を出し、RUNできないようにした。※
2003/9/27 V1.62(ベータ版のみ公開)
- Minを2以上に指定した場合、2フレーム以上連続して閾値を越えない限りキャプチャを開始しないようにした。
- ログにキャプチャ開始時点での最大変化画素の座標を記録するようにした。
- IEEE1394(DV)接続時、ログに記録される横方向画素数が正しくなっかたバグを修正した。
2003/9/29 V1.63
- マスクモード時、クリップの終了時点でマスクを最新に更新することによって、長時間録画直後にマスクがずれることを防止した。
2003/10/10 V1.65
- ログファイルの名称に年月日または年月日時分秒を入れることができるようにした。
- Auto Delete Long Clip がONの場合、指定時間を超えたら、ファイルへの書き込みを停止することで、巨大なファイルが一時的に作られることを防止した。
- 15fps時、ログの内容が正しくなかったバグを修正した。
- 15fps時、Minによるクリップの削除判定が1ずれていたバグを修正した。
- Free版、Pro版、Ex版のバージョンを一致させ、共通のUFOFilter.axが使用できるようにした。※
2003/10/17 V1.66(ベータ版のみ公開)
- 外部プログラムによる制御用にタイトルバーの表示を固定するモード Fix Title Bar を追加した。
- 大量の連続キャプチャ用にファイルリストに最新のクリップしか表示しないモード List Latest Clip Only を追加した。
- スーパーインポーズの縦位置を調整できるようにし、表示形式を一部変更した(コロンの追加など)
- スーパーインポーズ領域も監視領域として有効になるようにした。
- マスクモードの時の監視対象外領域を周囲2ドットに統一した。
- Read Directory後にリスト上の最後のファイルが選択されるようにした。
- Read Directory後にキャプチャしたクリップがリストの途中に挿入されるバグを修正した。
- キャプチャ中に監視レベル変更をするとスーパーインポーズされるクリップ番号が一時的に1つ前になるバグを修正した。
- 画面をはみ出した監視エリアの指定ができないようにし、指定方向によって再選択できないバグを修正た。
- スーパーインポーズ位置をログに追加した。
2003/10/18 V1.67(ベータ版のみ公開)
- V1.66で Noise Tracking モード時 Detect Level が Noise + 2 より低くならなくなっていたバグを修正した。
2003/10/19 V1.68(ベータ版のみ公開)
- Auto Delete Long Clip がOFFの時にはログのMaxSecに0が記録されるようにした。
- Auto Delete Long Clip がONの時、指定時間を越えて書き込みを停止した段階でマスク更新を再開するようにした。
2003/10/22 V1.69(正式版のみ公開)
2003/10/29 V1.70(ベータ版のみ公開)
- マルチファイルモード時のクリップ名を従来の監視開始時刻から、動体検出時刻に変更した。※
- ログのYMDHMSをクリップ記録終了時刻から、動体検出終了時刻に変更した。
- Log OperationsモードによりログにRUN/STOP操作時刻の記録を可能にした。
- Auto Delete Long Clip でのクリップ最大長の指定を0秒から指定できるようにした。
- Auto Delete Long Clip がOFFの時にはログのMaxSecに -1 が記録されるようにした。
- スーパーインポーズでフレーム番号前の録画マークは画面表示のみとし、クリップには書き込まないことにした。
- Detect Schedule が ON 時、 Stop 時刻にキャプチャ中だとプログラムが終了することがあったバグを修正した。
2003/11/12 V1.71
2003/11/25 V1.72(ベータ版のみ公開)
- ラジオボタンをクリックした後に別のウインドをクリックして再びUFOCaptureをクリックするとラジオボタンが変化してしまうことがあるバグを修正した。
2004/1/10 V1.73
- 日付ディレクトリの自動生成機能を追加した。
- ディスク容量制限で、負の指定により空き領域の下限を指定できるようにした。
- Beep at Start に任意のwavを指定可能にした。
- ノイズトラッキングアルゴリズムを変更し、RUN後約20秒でにDetect Levelの上昇速度が従来の1/3程度に下がるようにした。
- ノイズトラッキングを従来互換とする Fast Noise Trackingモードを新設した。
- Free版はPro版と別のUFOFilterF.axを使用するように変更した。これによってバージョンが異なっても共存できるようになった。※
2004/2/1 V1.75
- ノイズトラッキングアルゴリズムを変更し、連続動作時はノイズレベルができるだけ過去の値に近い値となるようにした。
- Lockボタンを追加した。
- 外部監視プログラム UFOMonitorに対応した。
- 尚、V1.76は欠番とし、UFOAnalyzerによるログ復旧機能によって復旧されたログのVer番号とした。
2004/2/19 V1.77
- Auto Delete Old Files で Limit に負を指定した場合に、制限に達する以前にファイルが削除されることがあるバグを修正した。
2004/7/18 V180/V1.81
- 英語版Windows 上での動作が可能になりました。
- これに伴ってフォント/ダイアログデザインを微調整しました。
- エラーメッセージなどを英文表記としました。
2004/8/13 V1.82
- PAL,SECAM の25fpsおよび12.5fpsに対応しました。
2004/8/20 V1.83
- Min=1 設定の場合、DSize指定値の10倍を超える変化は1フレームのみでも検出するようにした。
2004/8/21 V1.84
- Min=1 設定の場合 ログのHeadが1フレーム減り、adur設定か1減ってしまう問題点を修正した。
- UFOCapture Proで +Date Dirが +Date D と表示されていた点を修正した
2004/10/1 V1.85
- レジストレーションにおけるユーザIDとライセンスキーを変更できるようにした。
2005/3/24 V1.86
- PAL/SECAMモード時、ドライバの返す値に関わらず強制的にフレーム時間を40または80msecに設定するようにした。
2005/7/10 V1.87
- 同じシステムにWindows Media Player V10.0.0.3802以降をインストールするとWMV録画ができなくなる問題点を修正した。
■商標
本ドキュメント中のWindows および DirectX と付くものは すべてマイクロソフト社の商標です。
機器名はそれぞれ各社の商標です。